このアンテナショップは2020/08/22に閉店いたしました。四谷駅交差点より四谷3丁目方面に少し歩いた
落ち着いた裏通りにお店があります。
ステンドグラスを配した窓ガラスは
外観からも長崎のイメージを彷彿させます。
東京に居ながらにして長崎の味・情緒を楽しめるお店です。
(取材日10/01/19)画像は長崎 出島厨房取材時ものです。ご予約はこちらから
11:30~14:00(ランチ)月~金曜日、祝前日
17:00~21:00(ディナー)
四谷見附交差点より新宿通りを西へ(新宿方面)約30m
NTTドコモ角を左へ曲がり、次の角を右へ約20m
店内は明るくとてもきれいな作りで、長崎を彷彿させる細かな心配りがされています。
取材時はランチタイムにお邪魔しましたが、
カウンター席もあり夜はさらにムードある演出効果でディナータイムを楽しむことができます。
生鮮食材は毎日空輸で長崎から送られてきており、
本日入荷の鮮魚情報として店内でもアナウンスされています。
当然ながら他の食材も長崎のもので構成されており、
まさに“長崎”を味わうためのお店といってもいいでしょう。
さてランチメニューを眺めながらおすすめを尋ねると・・
「貿易港として栄えた長崎はさまざまな異国文化を取り入れつつ発展を遂げてきましたが、
その異国(和漢蘭融合)の食文化を取り入れた料理として
卓袱料理(しっぽくりょうり)が有名ですよ」(店長)とのことで、
その卓袱料理をワンプレートに凝縮したAランチ「出島セット」¥1,200を戴くことにしました。
「卓袱とはテーブル・テーブルクロスのことで
祝いごとの席で円卓上に大皿で盛られた料理を皆で分け合いながら食します。
また長崎では砂糖を使った甘い料理でおもてなしすることが好まれる風習があり、
甘い味付けは長崎料理の特徴の一つと言えますね。」(店長)
そのほか「シェフ特選ランチメニュー」¥1,000~もおすすめです。
取材時は島原の郷土料理として有名な“具雑煮”をご提供しておりました。
“具雑煮”は島原の乱の折、天草四郎が信徒達へ
はじめて食べさせたと伝えられている具だくさんの郷土料理です。
デザートもあり食後に別途戴きました。ランチデザート「和酒ていら」¥150(写真左)。
こちらはお土産品としてもご購入可能です。「和酒ていら」¥1,500(写真右)。
このように食事に出されるものの中にはお土産としてご購入可能なものも多くあります。
その一部をご紹介してゆきます。
「にっぽんの海塩」海はいのち ¥250 (写真左)。
「柚子胡椒」¥525 と「塩ぽんず」¥630(写真右)。
「塩ぽんず」はテーブル調味料としても提供されています。
細麺でコシが強いと評判の五島列島の「五島うどん」や
そうめんの産地として全国でも有数の生産高を誇る島原は「手延べそうめん」が有名です。
ここで知る人ぞ知るマル秘情報を少し・・・
実はお土産品は店内だけではありません。
ここ「長崎出島厨房」は長崎県東京産業支援センターのビル一階に位置しており
お店につながる同センタービルの一階エントランス通路では「長崎俵物」も展示販売しております。
そのほかにもレトロなラベルデザインが目を惹く
「温泉(うんぜん)レモネード」化粧箱入り3本セット ¥1,050(写真左)。
「BANZAI サイダー」化粧箱入り3本セット ¥1,050(写真右)。
1904年に長崎でR・N・ウォーカー氏が日本で初めて清涼飲料水を大量生産したとされる
そのBANZAIブランドの復刻サイダーだそうです。
これらはディナーメニューにもあるドリンクです。
最後に同支援センタービル1階(長崎出島厨房のテラス)では「ながさき産直うまか市」と題した
長崎の物産販売イベントも年に数回行っているとのことで
興味ある方は覗いてみるのもいいかもしれません。