春財布という言葉をご存じですか?春に財布を新しく買い換えると縁起がよいと言われています。お財布がお金でパンパンに張る(春)からだそうです。
昔から財布の使い始めは立春や寅の日、一粒万倍日・大安・天赦日などが良いといわれています。期間的には立春(2月4日ごろ)から啓蟄の前日(3月4日ごろ)が良いとされています。もちろんその日に使い始めるのですから、前もって購入することをお忘れなく。
では、お財布は春にしか購入できないのかと言うとそうでもありません。実りの秋に財布を新しくすると「お金が実る」ようになるとも言われています。天赦日・大安・寅の日・一粒万倍日は秋にもありますので ご自分で「この日」と思った日にお財布を使い始めましょう。
お金が折れずに居心地が良いということで長財布がおすすめ。それと、しっかりとお財布の口を締めてお金が逃げないようになるそうなのでラウンドファスナーも人気です。
小銭がジャラジャラしているとやっぱり居心地が悪いのでお札と小銭が別々に入れられるのが理想的。小銭はがま口やコインケースに入れるのがよいでしょう。
金運アップにおすすめの素材は「本革」。でも革にもいろいろあります。
【牛革】豊かさを象徴し貯蓄が増えるようになる。
【蛇革】弁天様のお供が蛇だったので金運をもたらすと言われている。ただお金を循環させる能力が大きいのでお金の出入りが激しくなります。お金の管理ができる人向け。
【豚革】柔らかく使いやすい素材。これも蛇革と同じでお金の出入りが多くなりますが、対人運も上昇するので商売をする人に人気です。
【ワニ革】ワニは一度くわえたらなかなか離さないというワニの性質からお金を離さないとして人気です。
【馬革】馬は富の象徴。コードバンは丈夫で長持ちする、使ううちに良い色合いになると人気です。
【羊革】羊は群れを作る動物なので「お金が群れる」「人が集まる」と言われています。
よく黄色のお財布が金運アップに効果的といわれていますが、じつは黄色は「金回り」が良くなる色。つまりお金の出入りが激しくなる色なのでお金の管理がきちんとできる人におすすめの色。
同じような色合いの金色は 貯める力も大きいので金運を上げたい方にはこちらがおすすめかも。でも自分のお金を貯める力が大きいのでお金を出しやすいギャンブルがお好きな方にはむいていないそうです。
金運以外にも人脈を向上させたいならおすすめはピンク。お金や人脈を育てる色だそうで女性におすすめの色です。
黒は今ある財を守る安定させる色なので、すでに財を成した方向けの色です。茶色は大地の色で落ち着いた安定感のある金運になるためお金を貯めたい人におすすめです。
反対に赤は金運アップには不向きな色です。金運が燃えてしまって出費が増えるそうです。オレンジも赤が入るので避けたほうが無難です。
お財布は一番最初に入れたお金の量を覚えているそうです。なのでできるだけ多くのお金を入れておきます。
とはいっても札束なんて普通ありませんよね。そんなときには紙をお金と同じ大きさに切って一番上に 本物のお金を乗せればあら不思議、札束の出来上がり。できた札束を入れた後9日間タンスなどの人目につかない静かなところで休ませ、触ってはいけないとのこと。
普通、使わないお財布は捨ててしまったほうが良いのですが、そのお財布のおかげで金運があがったなどという場合はとっておいても良いです。それ以外では処分してしまいましょう。
その時、白い布や白い紙に包んで外からお財布とわからないようにして捨てましょう。捨てるときは「今までありがとうございました」と感謝の気持ちも忘れずに。
せっかく縁起の良い財布を買ったのに、その後の扱いでせっかくの金運も逃げてしまうかも。レシートや期限の切れたポイントカードでお財布がいっぱいになっていませんか?そうするとお金の入る場所が無くなってしまうのでお金さんが来てくれなくなります。
毎日その日に入れたレシートを整理してすっきりお財布にしましょう。普段使わないカードはカード入れにいれておくのも大事です。できれば小銭もコインケースやがま口などに入れて管理しましょう。
お財布は感謝するべきものなので、男性に多いお尻のポケットに入れるのはお財布に失礼に当たるので避けたほうが良いようです。
帰宅したらコートや上着・かばんから財布を取り出し棚などに置きます。お財布も一日の疲れを癒してお休みするのです。ちなみにお金は暗いところで増えるそうです。(はっ、だからお金持ちはタンス貯金をするのか?いや、違うと思うけど・・・)なのでお財布も暗めの落ち着いた所でお休みさせてあげましょう。
お財布をすっきりさせたら、お財布の中に入れておくと良いものがあります。
昔からカエル(お金が返る)や蛇の抜け殻(特に白蛇様はご利益いっぱい?)、フクロウ(語呂あわせで不苦労)に招き猫(お金を招く)など が縁起がよいと言われています。
その他にも古いお金(古銭)を入れておくと寂しがりやのお金がお友達(お金)を呼んでくれるとか。あと、お金は音の鳴るものに近づいてくるそうです。鈴のついた縁起のよいモチーフの根付 やストラップも良いでしょう。
そうそう、聞いた話によるとお財布を持って行ってしまう「スリ」が嫌うお財布は音の鳴るものがついた財布だそうです。お金を呼んでスリを遠ざけるならぜひ付けたいアイテムです。 でも、あまりゴチャゴチャと付けると逆に金運が下がってしまうそうなのでご注意を。
一部の方々の間で「お財布を振る」という行事があるのをご存知ですか?
満月の日に中身を全部出してきれいにしたお財布を、外の空気に触れながら「ふりふり」するというもの。そのときに「ジャンボ宝くじが当たりますように」などという 煩悩に溢れたお願いをするのではなく、「お金がたくさん入ってきています」とか「金運があがっています」などと言い「いつもありがとうございます」と感謝するのだそうです。
雨が降っていても月が見えなくても満月の日なら大丈夫だそうです。
今、自分のお財布にいくらお財布が入っているか分かっている人はお金が貯まるそうです。
レシートをすてたり、カバンからだしたりするということは今あるお金の確認にもなりますし、使いすぎたかな~といった反省にもなるのでしょう。だから結果としてお金がたまるのかもしれませんね。