新潟や秋田が米処と言われていますが、最近北海道のお米が美味しいと評判になっています。お米を作っている土地が大きいので十種類以上の品種のお米が作られ食べられています。食感が柔らかいお米から硬めのお米、粘りも強いものからさらっとしたお米までいろいろ。お料理やお好みに合わせて選んでみてはいかがでしょう。
CMの影響もあり、「北海道のお米と言えば?」の質問に多くの方が「ゆめぴりか」と答えるほど北海道のお米の知名度を上げたゆめぴりか。ゆめぴりかは、米の産地としては後進だった北海道が、美味しいお米を作りたいとの願いをこめて開発した甘味の強い粘り気がある低アミロース米です。「ゆめぴりか」という名前は3000通を超える一般公募により、美味しいお米を作ると言う「夢」とアイヌ語で美しいという意味を持つ「ピリカ」をあわせてつけられました。米食味ランキングで3年連続「特A」を獲得しています。
北海道のお米の先駆けとしてデビューしたお米。かめばかむほどに甘くなり、しっかりとした食感が特徴。お米の粒が崩れにくいのでチャーハンやピラフ、汁を吸っても柔らかくなり過ぎないので丼物などにむいていると多くの飲食店に使われています。
数ある北海道産のお米の中で生産量の多いお米です。程よい粘りと甘味があり、どちらかというとさらりとしています。冷めても美味しいのでお弁当はもちろん、粒が崩れにくいのでお寿司にもむいています。プロの寿司職人さんにも好まれているお米です。無洗米にも適用した品種です。
北海道産のお米の中で最も粘りが強いとされているお米の一つ。やや細長い形のお米です。炊いたお米は、柔らかくもっちりとしているので炊き込みご飯やおこわを作るのにむいています。もちもち感が強いお米なので玄米で食べても美味しいお米です。
つやがあり、ふっくらとした炊き上がりからその名が付いたふっくりんこ。濃い甘味ともっちりとした粘りが特徴です。生産地が違っても品質を落とさないように「ふっくりんこ産地サミット」を毎年開催して厳しい品質基準を定め、その基準をクリアした米だけを流通させています。和食にあうお米です。