現在銘柄豚(ブランド豚)と呼ばれている豚は、なんと250種類以上もいるとか。脂がさっぱりとしていて甘いと評判のアグー豚。高タンパクで肉質が柔らかいホエイ豚。ジューシーな食感が特徴のTOKYO X(トウキョウエックス)。美味しいお肉が食べたい!!ということで、ちょっと気になるブランド豚をご紹介します。
TOKYO X(トウキョウエックス)とは、東京生まれの美味しい霜降りの豚のこと。脂肪の質と味がよい「北京黒豚」、筋繊維が細かく肉質がよい「イギリス系黒豚パクシャー」、脂肪交雑が入る「デュロック種」を交配させ改良した豚で、掛け合わせを意味するX(エックス)と、未知の可能性(X・エックス)を秘めた東京生まれの豚肉という意味で「TOKYO X」と名付けられました。熱を加えると香るナッツのような独特の上品な甘い香りがします。
TOKYO Xは、豚房スペースをたっぷり取り、ゆったりとした開放型の豚舎で健康的に育てられるので大量生産ができない豚です。そのため生産量が少なく、希少価値の高い「幻の豚」といわれています。
TOKYO Xの特徴は、上質の赤身と脂肪がほどよく混ざった肉質にあります。真っ白でもちのように粘りのある良質な脂肪が水分を逃がさず、料理した時に肉汁を逃さないのです。そのためジューシーなお肉を味わえるのです。
TOKYO Xは、日本種豚登録協会において合成種として日本で初めて新しい系統として認定されました。250種以上あるブランド豚の中で、遺伝子を固定し、新しい合成種の系統として日本種豚登録協会に認定されたのは、TOKYO X(トウキョウエックス)が初めてです。品種・系統名としては「トウキョウX」、一般流通上の食肉としての販売名は「TOKYO X」 と登録されています。
TOKYO X のびのびとした豚舎で育てられます。 |
TOKYO X ももスライス きれいなサシの入ったもも肉。 |
TOKYO X バラスライス しゃぶしゃぶにすれば脂がとろけます。 |
TOKYO X 切り落とし 生姜焼きやカレー、炒め物などに使いやすい切り落とし。 |
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